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痛風の症状について

痛風の症状と言うと、足先の痛みとか、足の親指に激痛があるなどという話をあなたも聞いたことがあるると思います。

こうした話が広まるのは何もウワサというわけではなく、痛風の代表的な症状が「足指の関節痛」だからなのですね。

ヒドイ痛風になると、名前の通り風が吹いただけでも痛みを感じる人がいるほどに「激痛」に苛まれることも。

こうなると本当にツラいですし、痛みで生活の質も落ちてしまいますので、できれば初期段階で気づいて適切な治療や対策を施したいものですよね。

ここでは痛風に早めに気づくために、痛風にはどのような症状が見られるのか初期段階~後期までに分けてそれぞれ詳しくご紹介していき、最後に痛風によく似た症状が現れる別の病気についても紹介します。

  • 痛風になるとどんな症状が現れるのか知りたい
  • 痛み以外にはどんな症状が発症するのか知りたい

そんな疑問を全てすっきりと解消できる内容です。ぜひこのまま読み進めてみてくださいね。

痛風の症状~初期に出てくる症状・初期以降に出てくる症状~

痛風の初期症状に関する疑問

痛風は痛みが出てくるまで、何らかの体調の変化について自分で気付くことはなかなかできない病気です。

尿酸値を見れば「痛風になるよ」「症状が出るのも時間の問題だよ」ということはすぐにわかったりするのですが、働いている人でも普段は年に1回の勤務先での健康診断くらいにしか、自分の尿酸値を知る機会はありません。

よもやこれが自営業者や専業主婦となると、自分の尿酸値を知る機会はぐんと減ってしまいます。

ですから、痛風と言うのは症状が出て初めて「自分は痛風じゃないのか?」と気づくものなのですね。

つまり、痛風はある日突然襲ってくる痛みの症状が出るまでは自分が痛風だということにすら気が付かないということになります。

※痛風の前兆をキャッチするのは非常に難しいのですが不可能なわけではありません。痛風の前触れについて知っておきたい方はこちらのページを読んでみてください。

痛風を発症してすぐのころは「初期段階」に分類されますが、この初期のうちに適切な治療を開始すると、その後の生活は痛みを抑えて暮らすことは充分可能です。

では痛風の初期段階での症状には一体どのようなものがあるのでしょうか?

関節の痛み(急性関節炎)

急性関節炎によって出てくる腫れや痛み

これは冒頭でもご紹介した「足の親指」がいきなり激痛に見舞われるというのが多いと言います。

稀に、激痛とまではいかない痛みだったけれど、足の親指(多くが片方だけ)が赤く腫れあがった!という人もいます。

痛みがある人はほとんどが「患部が赤く腫れた」と言いますし、痛風の発作的な痛みは放置すると3日くらいは平気で続きます。

発作的と言いましたが、痛風によるいきなりの激痛は実は「痛風発作」と呼ばれるものなのです。

痛みは発作発症から徐々に強まりますが、通院をしなくても10日ほどで痛み自体はウソのように治まってしまいます。

しかしここでこの発作を「治まったから」と言って放置すると、半年~1年ごとに痛風発作は再発し、当初痛みを感じていた足の親指付け根以外の場所にも痛風発作が起こるようになり、さらに発作と発作の間隔も少しずつ短くなってきます。

痛風の症状が現れる部位は主に下半身!

痛風初期の関節炎は実に7割以上が足の親指から起こると言われていますが、中には足首やくるぶし、手指の付け根や手首などに痛みが出てくる場合もあります。

ただ、下半身以外に痛風の初期症状が現れてくるのは本当に稀な事と言われています。

なので、足の親指以外で足の甲やかかと、膝や足首・くるぶしなどに激しい痛みが出た場合には痛風を疑ってまず内科を受診するというのは間違いではありませんが、手や手の指などが痛くなった場合は他の病気の可能性も考えなくてはいけません。

発赤と発熱

発熱している画像

痛風発作が起きている時は関節に炎症が起きているのと同じですので、患部は赤く腫れ、人によっては発熱をすることも珍しくありません。

関節の痛みと発熱で「インフルエンザ」などと間違う人もいますが、どちらにせよ、こうした症状が見られたら内科にかかると良いでしょう。

少しでも痛風の可能性があるということを伝えていれば、インフルエンザの検査だけでなく、尿検査と血液検査もしてもらえますからね。

初期でも関節の腫れや変形は起こる

初期症状の痛風発作(患部の腫れや痛み)を「数日すれば治まるから」と放置して幾度か発作を繰り返すと、実際には3~4度しか痛風発作を経験していなくても、発作のたびに患部の腫れはひどくなり、場合によっては患部の関節が変形したり破壊が進行してしまうこともあります。

下半身に出やすい痛風発作は、足首や膝の関節まで腫らし、痛みを強まらせ、最終的には歩行困難な痛みをしばしば感じなければならなくなります。

痛風結節が出現する

痛風結節の顕微鏡画像

痛風結節までできるようになると、さすがに「初期」とは言えませんが、ずっとぎりぎり正常範囲内くらいの高さの尿酸値を保ってきて、特に尿酸値のコントロールをしてきていなかった人であれば、関節に痛みが出てきてから痛風結節ができてしまうまでのスパンは短くなることでしょう。

痛風結節とは、関節以外の筋肉や皮下、耳たぶの上縁などに痛風結石と呼ばれる小さなコブやしこりができることを言います。

痛風結石というのは、体内に蓄積された尿酸結晶の塊りのことです。

腎臓が障害を起こす

肝臓のイラスト

こちらもすでに初期症状とは言えないのですが、関節の変形や痛風結石まで表れ始めると、腎臓などの内臓に関しても障害が出てくるようになります。

腎機能障害の初期では、腎臓による尿の濃縮力が徐々に低下していき、尿中に赤血球やタンパクが混じるようになります。

ここまでにも度々ご紹介しているように、痛風で身体に痛みの症状が出てきた場合、その痛みの強さはかなり強烈なものになることが多いとされています。

なぜ痛風の症状が下半身、特に足に表れやすいのかというと、色々な説があるものの有力なのは「尿酸の結晶は比重が重いため重力に引かれて下に行くから」というものです。

つまり重力に従って身体の中でもより地面に近い足に尿酸が沈んでいくというわけです。

こうして足に多く貯まった尿酸は痛風発作を起こすようになるのです。

この発作の激痛はたとえると「骨折以上の痛み」と言われています。

痛風発作の他にも、痛風であることを判断するのに役立つのは上記でご紹介した「痛風結節」です。

この痛風結節があることで痛風との診断の助けになるのは、痛みの症状にプラスしてこの痛風結節がX線上によって骨髄腫のように「骨破壊像」が見えるからです。

ただ、痛風結節が身体の色々な箇所で見られるようになっているというのは、痛風でもかなり重い痛風と言うことを言われても仕方ありません。

できれば最初の痛風発作の時点で然るべき医療機関で診察を受けるのが、痛風を初期段階で治癒する最重要ポイントです。

痛風の初期症状に対する対処法をもっと詳しく知りたい方は以下の記事も読んでみてください。

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痛風は症状が出たら必ず病院へ行きましょう

病院の画像

ここまでにご紹介してきたように、痛風で出てくる症状と言うのは関節の痛みや炎症、発熱、関節の変形などどちらかと言うと「骨」に関わるものが多いように思えます。

しかし、数日で日常生活にほとんど支障がない程度に収まる痛風発作なので、その数日を我慢して病院に行かないという人も多くいます。

ただ痛風と言う病気は、ご紹介してきた骨・関節に関係する部分だけが痛んだり変形したりという病気ではないのです。

外見的にはわからなくても、痛風と言うのは「肥満高脂血症」や「糖尿病」、「高血圧症」などのリスクも格段に上げてしまう病気です。

ですから、痛風は最初の痛風発作が起こった時点で病院に行って、確実な診断を受け、尿酸値をコントロールするための食事指導や生活習慣改善指導を受けることがとても重要になってくるのです。

また、普段から痛風を予防するために、痛風予防のために作られたサプリメントなどで尿酸値をコントロールすることが非常に重要になってきます。

痛風と似た症状が出る別の病気について

先述した通り、痛風の症状は足の親指に表れると説明しました。

ですが、足の親指に痛みが現れたからと言ってすぐに「これは痛風に違いない!」と決めつけてしまうのはよくありません。

なぜなら、痛風とよく似た病気がいくつか存在しているからです。

  • 外反母趾…足の親指の付け根が内側に飛び出てくる症状
  • 変形性関節症…加齢に伴って骨や軟骨が変形してくる病気。膝に症状が表れやすく痛みを多く伴う
  • 蜂窩織炎(ほうかしきえん)…皮膚の中に細菌が入り込むことで皮膚や皮下組織が大きく腫れる病気。大変危険なのですぐに受診するべきです。
  • 変形性腰椎症…実は足自体に症状が出るのではなく腰椎の変形に伴って神経が圧迫され、足の感覚を感じているケース。
  • 偽痛風(ぎつうふう)…関節の中に石灰化が起きることで症状が発症する。原因は尿酸結晶ではなくピロリン酸カルシウムが引き起こしている。
  • 関節リウマチ…体中のいたる所の関節に痛みが出ます。男性よりも女性に症状が多く発症します。
  • 回帰性リウマチ…痛風と間違われやすい病気です。原因は不明ですが尿酸値が正常でも起こる病気です。
  • 壊死性筋膜炎…溶血性連鎖球菌(人食いバクテリアと呼ばれる細菌)が感染することで組織を破壊してく病気です。一刻を争いすぐに対処したほうが良い病気のため救急車を呼ぶ必要があります。

上記の通り、放っておくと大変なことになってしまう病気もあるため、自己判断は禁物です。

痛風と似ている症状を発症する病気については偽痛風(ぎつうふう)をはじめとしこちらのページで詳しく解説しています。

放置すると本当に危険な痛風の症状

放置するのはNG

関節の発赤や激痛によって、身体にサインを送っている痛風ですが、この痛風の痛みを「数日で治まるから」と放置しておくと、最終的には痛風の痛みだけではなく、上でご紹介した「高脂血症」や「糖尿病」「高血圧症」の色々な症状に悩まされることになります。

特に糖尿病は、ひどくなると失明する恐れもある病気ですし、本当にひどくなると細胞が壊死してきてしまうこともあります。

腎障害も、尿酸値のコントロールをしていなければ最終的に腎不全を起こして人工透析が必要な体になりかねません。

毎日忙しくてなかなか病院に行く時間が取れないという人は、自宅でも痛風の簡易検査ができる検査キットというものがAMAZONなどで売られています。

痛風の検査キットと言っても、正確には痛風を含めた肝臓・腎臓・脂質・糖尿など「生活習慣病」について検査ができるキットです。

自宅で自身の血液を採取し、返送用の封筒で提携の医療機関に送付することで、後日検査結果を送ってきてくれます。

ただしこうしたキットは結構な高額ですし、痛風発作などの症状が出てすぐにどうしても病院に行けない場合に一先ず利用するものです。

この検査キットでの検査結果をもって「自分は大丈夫」などとしてはいけません。

痛風発作と言う症状が出た後にこうしたキットを利用し、たとえそこでは尿酸値などに異常がなくても、関節などが痛んだのは事実なのですから、必ず時間を割いて、病院で精密検査を受けるようにしてくださいね。

また、普段の食生活の改善のためにはサプリメントを活用するのも非常に有効です。

サプリメントは薬と違い副作用がなく、また飲む時間などもきまっていないために手軽に毎日の食事のサポートに役立てることができます。

普段からたくさん食べすぎてしまうという方や、飲み会のお誘いをどうしても断れないという方は、上手に活用してみることをおすすめします。

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まりこ

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